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耐火ボードの種類はどれぐらい?特徴と業者依頼の相場も紹介!

 

 

耐火ボードは、建物の壁や天井に使用される建築素材の1つで、石膏ボードやプラスターボードとも呼ばれます。
ここでは、耐火ボードの種類やメリットを紹介していきます。

 

1.種類と特徴

以下は、種類と主な用途の一覧です。

 

・耐火ボード

板状に形成された石膏(プラスター)の表面に、ボード用紙を用いたもので、
耐火・防火・遮音性が高く、主に天井と壁に使用されます。

 

・強化耐火ボード

耐火性・耐衝撃性共に高く、通常の耐火ボードの欠点を補っている点が特徴です。
防火構造・準耐火構造・耐火構造の用途として使用されます。

 

・構造用耐火ボード

強化耐火ボードの性能に高い耐震性を加えた素材で、
地震や風などの水平荷重を緩和させる「耐力壁」の用途として利用されます。

 

・化粧耐火ボード

表面に予め柄が施されている天井仕上材で、塗装やクロス貼りなど、
施工の工程をカット出来るのがメリットです。

 

・シージング耐火ボード

表面や材芯部分に防水加工が施されたタイプで、キッチンやトイレなどの水回りで使用されるのが一般的です。

 

・不燃積層耐火ボード

表面に不燃性の用紙を用いたタイプで、壁や天井の下地材として使用され、
型押し塗装加工された不燃化粧ボードもあります。

 

・防音ボード

防音効果が特徴のタイプです。
素材そのものが吸音性質を持つ「多孔質」、ボード上に予め直径5㎜~15㎜の穴(孔)が開けられた、
「孔あき吸音ボード」があります。
後者は、音がこの孔を通過するときに摩擦が生じ、熱エネルギーに変換することで吸音するのが特徴です。

 

・防湿ボード

主に外壁に面する壁などに使用される、優れた防湿効果が特徴のものです。
結露が原因で内部に水が溜まりやすい場所に用いられます。

 

2.耐火ボードのメリット

 

・安価で手に入る

耐火ボードは種類が豊富で、サイズ・厚みも様々なものが流通されています。
中でも、12.5㎜×3×6尺のベーシックなものなら相場は約500円前後と価格は安く、
DIYによる軽い修繕目的として入手する方も多いです。
ネット通販を始めとした購買ツールが充実しているため、一般の方でも手に入れやすい点も特徴です。

 

・耐火性に優れ、断熱性も高い

名前の通りに記されている通り「耐火性」(建築物自体の火事に対する強さ)、
「断熱性」に優れているため、住み良い住宅造りには欠かせません。
断熱性は、季節に関わらず室内温度を常に一定に保つために重要なことで、
空気の通り道である壁や天井の耐火ボードの素材を見直すことで、省エネ・節約にも繋がります。

 

・遮音性が高い

耐火ボードは施工の際に壁とボードの間に空間を開けるため、遮音性の高さも特徴です。
ボードを何層にも重ねることで遮音性が向上します。

 

3.耐火ボードの交換は業者依頼がオススメ

交換・修理はDIYによる施工でも可能ですが、綺麗でムラの無い仕上がりにしたいなら業者依頼がオススメです。

 

▶︎業者依頼の相場

 

・耐火ボードの交換

約2,500円~3,000円程(㎡辺り)

 

・ネジあとやひび割れ修繕

約15,000円~20,000円程度

 

・小さめの破損

約20,000円~30,000円程度

 

・大きめの破損

約25,000円~40,000円程度

 

DIYに比べると高く付いてしまいますが、自分でやると壁の中の配線を切ってしまったり、
建物の強度を落とすなどの生活環境にも影響する問題に繋がるリスクが発生します。
危険を回避し、安全に施行するなら専門家に依頼する方が得策です。

 

まとめ

地震や強風などの「面」の衝撃には強い反面、
「点」(タンスの角などの尖った鋭いもの)には弱いのが耐火ボードの特徴です。
種類を把握しておくことで、軽い損傷ならDIYの施工で十分に対応出来ます。

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