内装パネル工法のメリットは内装塗装が不要で部材の機能性が高いこと
内装のリフォームをするときや住宅を建築するときにはどのような工法を選ぶかが後々まで重要な意味を持ちます。
内装パネル工法を選ぶと長期的に見たコストパフォーマンスが高くなるのメリットです。
ここでは内装パネル工法を選ぶ魅力を内装のメンテナンスと機能性という観点から詳しく紹介します。
・内装パネル工法なら内装塗装は必要ない
内装パネル工法を使うと部材を集める形で内装を整えられます。
壁パネル、天井パネル、床パネルといった組み合わせで施工するのが一般的で、
それぞれの部材は交換できるのが特徴です。
内装は使用しているうちに色あせてきたり、傷が目立つようになったりしてしまいます。
内装パネル工法を使っていない従来工法の内装の場合には、内装塗装をして対応するのが通例です。
しかし、内装パネル工法なら内装塗装は必要がありません。
劣化が気になってきた部分だけ部材を交換するだけで対応できるからです。
内装塗装をするとしばらくの間は塗料の臭いが気になってしまいがちです。
塗料の種類によっては有機溶剤が使用されていて、安全性についても不安になる人もいるでしょう。
しかし、内装パネルを使用すれば問題はありません。
パネルの塗装は工場で行っていて、検査が済んだものだけが現場で使用されます。
完成された部材との交換になるので工期が短い点も考慮するとメンテナンスの負担が大きく軽減されると言えます。
・内装パネル工法では機能性の高い部材を選べる
内装パネル工法の優れている点として機能性の高い部材を選んで施工できる点が挙げられます。
床や壁、天井に機能性のある部材を使用すると快適な住まいを作り上げることができます。
例えば、内装パネルには断熱効果を持っている部材があります。
断熱性を高めることによって屋内と屋外の間で熱の交換が起こりにくくなり、冷暖房の効率を高めることが可能です。
光熱費の節約に直結する重要な点でしょう。
また、防音効果や撥水効果を持っている内装パネルもあります。
隣の部屋の音が気になるようなときや、外から入ってくる雑踏がストレスになっているときなどには
防音効果がある壁材は魅力的です。
キッチンでは水がこぼれてしまったのが床の染みになる場合がありますが、
撥水効果がある部材なら多少の水で染みができることはありません。
このように様々な機能を期待し、
必要に応じて交換しながらより住みやすい環境を作れるのが内装パネル工法のメリットです。
・内装パネルはコストパフォーマンスが高い
内装パネル工法は総じてコストパフォーマンスが高いのがメリットです。
内装塗装と内装パネル交換のリフォーム費用はほとんど同じくらいの相場になっています。
部材ごと一新して新品にできることに加え、
交換の度にどんな機能を付与するかを考えて選べることを考慮するとコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
住宅の建築をする場合には工期を短くできるので建築費用を抑えられます。
内装パネルは完成された状態で現場に持ち込まれるのが特徴で、現場では組み立てるだけで内装ができあがるからです。
このように建築時点でもメンテナンスのときにもコストパフォーマンスが高いため、
内装パネル工法は取り入れる価値があります。
従来工法の部屋でもリフォームすることができるので、
興味を持ったら内装のリフォームに対応している業者に相談してみましょう。
・まとめ
内装パネル工法は建築費用を抑えやすく、メンテナンス費用も内装塗装に比べて高くなってしまうことはありません。
塗料の臭いに悩まされないだけでなく、交換の度に新しい機能性を持っている部材を自由に選べます。
コストパフォーマンスが高い内装の工法なので、内装パネルの使用を検討してみましょう。
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