オフィスを移転したい！内装工事でのポイントや配線について紹介

オフィスの新設、移転を考える場合には、内装工事が必要になります。

 

せっかくオフィスを新設、移転するのですから、「楽しく仕事がしたい！」「落ち着いた空間がほしい！」など、運営会社としての機能性に加えて、社員の働きやすさも考えた内装工事をするのもアリではないでしょうか。

 

例えば、デスクをおしゃれな雰囲気のレイアウトにし、フリースペースを設けて社員がくつろげる空間にするなどの内装工事をしている会社もあります。

そうした内装工事にも電気工事が必要になります。内装にこだわるほど、電気工事は複雑になるとも言われています。

 

確かにおしゃれなオフィスでは配線コードがすっきりしています。内装から考える配線工事、その場合の料金相場についてもこれからご紹介していきます。

 

オフィス環境を考える

オフィス環境といっても、動線の確保、レイアウト変更というだけの内装工事だけで終わるのではもったいないでしょう。

先に挙げたように、社員が働きたい！と思えるオフィス環境を考えてみましょう。

 

内装工事では、カフェスペース、スポーツジム、キッズスペースなどの設置をするケースもあります。

特にこれら内装工事を行っているのは、外資系企業、ITベンチャー企業です。

 

オフィス環境を整えることにより、社員のやる気スイッチがオンになるとも言われています。

その上で、切り離せないのが電気設備です。

 

必要になる配線工事

コンセントや照明器具はオフィスでは必要になります。

オフィス環境として「フリースペース」も人気の内装工事ですが、自由に使えるスペースなので、ここをカフェスペースにしたり、マッサージチェアを設置したリラクゼーションルームにすることもあります。

 

その際、ウォーターサーバー、コーヒーサーバー、マッサージチェアなどを動かすために配線工事が必要になるでしょう。

配線も見せない工夫が必要にもなります。

 

内装工事同様に、シンプル、機能的、おしゃれ要素をしっかり配線工事にも取り入れなければなりません。

どのようなオフィスにせよ、業務を行うにはコンセントも照明器具も必要不可欠です。

その内装工事にかかる料金相場についてチェックしてみましょう。

 

配線工事の料金

コンセントの設置くらいなら、料金相場は約5万円以内です。

照明器具の設置も料金相場は約10万円以内です。

もちろん、規模によって料金相場は異なります。あくまで相場です。

 

例えば、照明器具を設置したい！そうした内装工事なら

・電灯配線…5,000円～
・コンセント配線…5,000円～
・照明器具取付…3,000円～
・コンセント取付…5,000円～
・スイッチ取付…5,000円～

 

コンセントや照明器具の設置程度なら、それほど料金もかかりません。

内装工事でも料金が高くなるのは、壁、天井内部での配線の設置です。技術と知識の求められる工事には料金がかかります。

 

しかし、少しでも料金は抑えたいものです。では、電気工事の料金相場を抑えるポイントをご紹介しましょう。

元のオフィスに合わせたデザインならまだしも、大規模なレイアウト変更が必要となるデザインでは電気工事も大規模になります。

 

料金相場も高くなりがちです。

予算に余裕があるなら良いのですが、そうでないならデザインの見直しが必要です。

 

まずは全ての要望を盛り込み、予算オーバーなら料金を抑えたプランを業者側に相談するのが良いでしょう。

ただ、「100万円以内で」と伝えると予算いっぱいまでのプランになるので、「もう少し料金を抑えたい…」と伝えるのがおすすめです。

 

ちなみに、オフィスの内装工事を進める上で、必要になる工事としては、パソコンも設置するでしょうし、電話も開設するでしょう。

なので、LAN工事や電話工事など、さまざまな内装工事が加わります。

 

各工事を別々の業者に依頼することになるのが一般的です。

しかし、それよりも同じ事業者にこれらの工事が一貫できるなら、その分、料金を抑えることができます。