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石膏ボードってどんなものなの?


 

 

石膏ボードとは?

壁の下地に使われている石膏ボードは、安価でとても施工性に優れたものです。

建築の費用を抑えるためにも、一般的な住宅の壁や天井の下地によく使われています。

石膏ボードには、建築基準法に適合している不燃性能を有した防火・耐火性能があり、

断熱性も材質の熱伝導率が低いので、冬は暖めた熱を外に逃しにくく、

夏の冷房の冷気も逃がさない断熱性を有しています。

日本工業規格による断熱性規格値を上回り、「省エネルギー協力製品」に指定されています。

その他には、有効な遮音性能を発揮する遮音壁の材料としても使われています。

仕上がったお家の中ではあまり目にすることはないかもしれませんが、

壁や天井のクロスの下地には石膏ボードが使われていることがほとんどです。

 

石膏ボードの種類と厚み

石膏ボードには種類と厚みがあり、内装材の下地で使われる石膏ボードには9.5ミリ、12.5ミリ、

15ミリの厚さがあります。

天井には9.5ミリ、壁には12.5ミリといったように貼る場所によって厚みが変わってくることが一般的です。

サイズも910ミリ×1820ミリのサブロク板、910ミリ×2420ミリのサンパチ板、

910ミリ×2730ミリのサンキュウ板というサイズがあります。

下地材として使われている石膏ボードの仕上げは、クロス以外にも塗装や左官などの塗りかべ、

腰板を貼ったりすることで仕上げることができます。

石膏ボードの種類には、芯材部分にガラス繊維などを加えて耐火性・耐衝撃性を向上させ、

防火性能が求められる場所で使用する強化石膏ボードや、

強化石膏ボードの耐火性能・耐衝撃性能に加えて耐震性能を高めているもので、

耐力壁への使用に適している構造用石膏ボード、表面にデザインや塗装が施してあり、

仕上げ材として使用する化粧石膏ボードがあります。

特殊なものとして、鉛の貼り付けてある石膏ボードは、遮音性能があるため遮音壁としても使われていたり、

通常の石膏ボードの表面を不燃性のボード紙で仕上げた不燃積層石膏ボードがあります。

水に弱い特徴がある石膏ボードですが、芯材及び表面に防水加工をしてあるシージング石膏ボードもあり、

キッチンや洗面などの湿度の高い場所で使われるものもあります。

安価に仕入れられて、ホームセンターでも売っていて扱いやすく、

切るのもカッターで簡単に切れる施工性の良い石膏ボードですが、点の衝撃が加わると割れて欠けやすかったり、

水に濡れると強度が低下して崩れてしまうというデメリットもあります。

 

重いものを取り付ける際は石膏ボードアンカーが便利

住宅の壁や天井の下地としてどこにでも使われていますが、

石膏ボードに直接重たいものを引っ掛けるようなことはできません。

芯材が石膏でできているので、ネジなどをそのまま使っても取り付けた重さで石膏が割れてしまうからです。

もし壁に重たいものを取り付けたい場合には専用の石膏ボードアンカーを使うと取り付けることができます。

石膏ボードアンカーにも種類があり、ネジ式のタイプのものや挟み込み式のタイプのものがあります。

こちらも使う用途によって変わってきますが、どちらを使っても木材の下地のような強度はでないので、

石膏ボードアンカーを使う場合は、品物に表記されている重さをしっかり守って使うことが大切です。

もし、石膏ボードアンカーに表記されている重さを超えるテレビなどを壁に取り付けたい場合は、

重たい物をつける予定がある場所に木材などの下地材を入れておくことで問題を解決ことができます。

カレンダーのように軽い物をかける場合には、石膏ボード用のフックを使うと大きな穴を開けずに済むのでおすすめです。

 

安価で機能性に優れ、加工性もいい石膏ボードはとても優れた材料です。

 

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