居抜き物件や既存店舗を新しくしたい!と考えると、やはり内装工事が必要になります。
内装工事を請け負う会社といっても、個人と法人向けがあります。店舗なら法人向けに強みを持つ会社に相談すべきです。
ここでは、内装工事の仕上がりにつながる相談相手についてお話ししていきます。
店舗内装工事の流れについて
まず、店舗内装工事のざっくりした流れを把握しておきましょう。
・業者選び(設計会社やデザイナー)
・ヒアリング(打合せ)
・プランニング(提案)
・見積もり
・契約
・施工
・引き渡し
内装工事のパターンについて
基本的に店舗内の設備やインテリアを変える目的で行われるので、リフォームの域になります。(スケルトン仕様ならリノベーションです)
そのため、既存の建物を活用した開業や、リニューアルの際に実施される施工です。
内装工事といっても、工事内容は実に幅広く展開できます。
たとえば、広い空間を作る目的ならば、天井を高くしたり壁を取り除いたりする施工もあります。
また、居抜き物件などの店舗を活用した内装工事なら、水道、電気など老朽化した設備を交換するでしょう。
それも内装工事です。
内装工事にはさまざまなパターンがあるので、店舗の完成をイメージし、どのような工事が必要か考えなければなりません。それを引き受けるのは「内装工事会社」です。
店舗について
店舗といっても、スケルトン物件を手に入れることもあります。内装も設備も手つかずの状態なので、電気や水道などの設備工事が必要です。
少ないコストで事業を始めたい方のなかには、居抜き物件を手に入れることがあります。
前の内装や設備がそのままの状態で残っているので、設備工事は不要です。
しかし、その設備が劣化(耐用年数を超える)していれば、内装工事が必要になります。
あらかじめ内装工事の予算を決めておき、打ち合わせで単価や費用と照らし合わせながら内容を詰めていくことになるでしょう。
ヒアリング(打合せ)
店舗内装工事の仕上がりにつながるのは、施工だけではありません。
ヒアリングやプランニングがポイントになることを把握しておきましょう。
ヒアリングでは、店舗のコンセプトや事業者がイメージする店舗デザイン、想定する客層、予算などを聞かれます。
いざ、内装工事にかかると店舗デザインのイメージを共有することはほぼありません。
そのため、着工前にできるだけ具体性を持って伝えることがポイントです。
事業者のイメージに近い写真や雑誌の切り抜きなどから説明すると、設計会社とイメージを共有しやすくなります。
店舗内装工事を請け負う会社なので、過去の実績をもとにお客様に適したアドバイスをくれるので、もしもアイデアに悩んでいるなら、その都度相談すると良いでしょう。
プランニング
間取り、動線、必要なスペースの確保を行ってからコンセプトや客層に合わせて店舗デザインを決めます。
デザイナーによってプラン完成の報告を受けてから打ち合せを行います。
立体的に描いたイメージ図を見ながら、設計プランの説明を受けるのですが、内装工事が始まると工事内容の変更が難しくなります。
万が一、差異があるなら、その旨を伝えて最良のデザインを再度提案してもらいましょう。
少しでも気になる点があれば、その場でしっかりイメージをすり合わせておきます。
おわりに
店舗内装工事については着工してからの大幅な変更が難しくなるので、できるだけ、デザイナーと打ち合わせができる間にすり合わせるようにしましょう。
情報がしっかり共有できていれば、納得のいく店舗内装に仕上がるはずです。
そのためには設計会社の担当者とのコミュニケーションも大事にしたほうが良いでしょう。
この情報が、少しでも参考になれば幸いです。