内装工事というと、一般的には店舗デザインにあたることが多いです。
戸建てより店舗寄りの工事ですが、内装工事のトラブルもつきもの。
だからこそ、注意点を知っておくことで、トラブルを未然に防ぐことも考えましょう。
内装工事のスケジュール
内装工事といっても工期に遅れが出ることもあります。
注意点1つ目は、開業日に間に合わないトラブルです。
ここでのポイントは、内装設計の契約の際、施工期間の確認をすること。
さらに、開業予定日がデザイナーにしっかり伝わるためのデザイナーとの密接なやりとりが必要不可欠です。
イメージしていたデザインと違う
内装工事では工事内容というよりは、デザイン性を重要視するケースもあります。
注意点2つ目は、引き渡しの際にイメージと違った店舗デザインになってしまうことです。
このトラブルに関しては決して珍しくはありません。
色の違い、雰囲気の違い、内装デザインの設計そのものの違いなどが当てはまります。
ここでも、施主とデザイナー間の意見交換、共有不足が挙げられるでしょう。
また、図面の確認不足もあります。
注意点としてプロだからといって人任せにしないこと。施工中に足を運ぶことは必ず必要になります。
金銭トラブル
内装工事が始まると、追加料金などが発生することもあります。
設計費用を請求されるトラブルも注意点のひとつ。
使用する材料や施工料金の変更などについて、事前に説明を受けたのなら、追加料金についての見積り依頼をしましょう。
また、マレな例としては、追加料金で儲けようとする悪質業者もいます。
業者選びにも注意点があることを念頭におくようにしましょう。
設備関係について
内装工事が完了した後、電力不足、水圧不足という問題も。
飲食店ならば、厨房設備の取り付けが難しいことも起こり得ます。
注意点4つ目は設備トラブルで、特に飲食店を展開するなら注意する必要もあります。
このトラブルを防ぐためには、店舗設計を担当するデザイナーとの意思疎通が不可欠です。
トラブルを防ぐ方法
注意点1つ目にもあるように、内装工事のスケジュールの入念な確認は必要になります。
店舗として開業するつもりならば、予定日を明確に伝えた上で、内装工事のスケジュールを組んでもらうようにしましょう。
こだわったデザインにする場合には長めの工期が必要になる場合もあります。
できるならば、開業までの期間に余裕をもった状況で依頼をすることをおすすめします。
内装工事中は足を運ぶ
内装設計の図面やイメージ画像などをチェックしたとしても、施工期間中に足を運び、確認をしましょう。
意外にも内装の材料による色味の違いはトラブルの発端になるようです。
施工期間中に頻繁に足を運ぶことで、良し悪しを判断できるでしょう。
入念にチェック
内装工事が完了したら引き渡しになります。
その際、内装のデザインや設備などを入念にチェックしましょう。
雑に施工されていたり、電気、水道、ガスがつかないなど設備に問題が生じている場合もあります。
開業してからトラブルにならないようにするにも、引き渡しの段階で入念なチェックはしておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。デザインを重視したい内装工事での注意点は、第一にデザイナーとの意思疎通をはかることが大事になることがお分かり頂けたと思います。
もちろん、工事を請け負う業者とのやり取りも重要視すべきです。
足繁く現場に通い、内容を自分の目でしっかり確認しましょう。
引き渡し後のトラブルも懸念されます。アフターサポートも付帯されている業者を選ぶこともポイントになるかと思いますよ。
ぜひ、参考にしてみてください。