有限会社三栄内装

オフィス・会社移転 内装工事に必要になる配線工事について

会社移転では、移転先での内装工事が欠かせません。業態によってはオシャレな内装工事を考えたり、働くスタッフが動きやすい動線を意識したり、顧客ニーズを捉えた内装デザインを取り入れることもあります。

 

施工会社を紹介してもらえるなら、内装工事+配線工事まで請け負う会社であるかを問い合わせてください。

内装工事は配管工事も一貫して行うことで、トラブルなく移転作業もスムーズに進み、予定通りに引き渡しが可能です。

 

では、内装工事+配線について詳しく見ていきましょう。

 

内装工事とは

内装工事は室内塗装、フローリングやカーペットの敷設、壁紙の貼り付けなどのほか、一般に、建具の設置、室内の基礎的装飾などを行う工事です。

 

なお、照明器具、電気や通信設備、給排水設備、空調設備などの設置工事については内装工事と区別されてしまう場合もあります。業者を紹介してもらうにしても、必ず、内装工事にどこまで含まれるかを問い合わせることをおすすめします。

 

別の工事になるなら、それだけコストもかかってしまうからです。

内装工事+配線も請け負う会社なら、電気を利用するために必要な配管+配線の工事をはじめ、照明器具や通信機器を取り付ける工事を行ってくれるでしょう。

 

では、移転後にトラブルなく営業できるための配線について見ておきましょう。

 

電気工事

業態によってパソコンやプリンタ、コピー機など多くの電子機器を利用することもあるでしょう。もちろん、オフィスには照明も必須です。電気工事においては電源計画がもっとも大切になります。

 

簡単に紹介するなら、どの場所にどのくらいの電流が必要となるのか、電気機器のアンペアを考慮しながら計画します。

 

空調・衛生工事

仕事をするうえでの作業効率は、オフィス環境の快適さとつながりがあります。移転前のほうが快適に業務に集中できていては元も子もありません。そのため、室内の空気環境や衛生環境に配慮しながら設計を検討します。エアコン取り付けも内装工事のひとつです。

 

防災工事

デザイン性の高い内装工事を施す場合でも、熱感知器や煙感知器などの防災機器の設置は義務化されています。機能性の高い施工も配線工事まで請け負う内装工事業者なら安心して任せられるでしょう。

 

TEL・LAN工事

インターネット回線や電話回線などの工事は電気通信工事になります。業態によって必要となる通信機器が異なるため、配線や必要な内装工事の種類が変わってきます。

 

用途に合わせてサーバーのOSなど自由に選択をする独自サーバを利用する際には、専用設定が必要になるため計画段階から信頼性の高い施工会社を選定しておきましょう。

 

このように、ひと口に内装工事といっても「計画(設計)」と「工事(施工)」にわかれます。会社移転での内装工事を進めていく際の手順は、以下の通りです。参考にしてみてください。

 

手順について

・内装のコンセプトを決める
・デザインの希望のまとめ
・業者の選定
・設計書の確認と費用見積もり
・契約締結
・内装工事開始

 

ここでポイントになるのは、内装工事業者による現地調査です。移転先となるオフィス・会社を調査し、内装工事内容、配線方法を明確にします。実現したいことを伝えることで、必要な機器の選定も行ってくれることがあります。

 

その後、仮・本見積もり内容に納得できれば契約となります。

 

おわりに

内装工事の仕上がりの満足度は業者の選定にかかっているといっても過言ではありません。一般的なオフィスの内装工事では、デザイン設計会社と施工会社の2社に依頼します。しかし、意思疎通がしっかりとれないことも少なくありません。

 

デザインと施工の両方を手がける会社であるかも問い合わせておくと良いでしょう。オフィス内装工事の実績が豊富で、信頼できる業者を見極めることも必要です。